エネルギー論的に見た癒しを起こす8つの方法 1-2
1、波動を上げる
まず波動を上げることで癒しが起こります。ここで波動とは人の身体を取り巻くバイオフィールドの振動数のことで、バイオフィールドは人の意識を表現しています。人の意識の傾向や振動数を故意に変化させることは容易ではありませんが、バイオフィールドに介入することで、人の意識に変化を起こすことができます。波動が高ければ、意識は愛に満ち、楽観的で、大局的に物事を把握することができ、波動が低ければ、意識は恐怖や不安に支配され、硬直した物事の見方に囚われることになります。
バイオフィールドに介入して波動を上げる一番オーソドックスな方法は瞑想です。これは古くから行われている霊的行法で多くの種類があります。とてもパワフルな手法ですが、長時間座る、内面深く集中する、思考に囚われないなどは、一般にはハードルが高く、ある程度、練習と習熟が必要です。
瞑想に習熟してくるとクンダリーニ・エネルギーの覚醒を経験することがあります。クンダリーニ・エネルギーとは、第一チャクラから流入してくる神我(ハイアーセルフ)のエネルギーで、人を悟りの意識レベルにまで引き上げる力を持っています。これは非常に強力で高波動なエネルギーなのですが、一気に意識の変容と浄化を引き起こすので危険なこともあります。クンダリーニ・エネルギーの覚醒と共に非二元領域への意識のシフトが起こり、この高波動のエネルギーにより、それまでバイオフィールドに停滞していた恐怖やトラウマが、浄化のために急速に浮上してくるのです。そのため、準備のできていない人にとっては、とても苦しく危険な経験にもなります。
その他にも波動を引き上げる方法としては、楽しいことをたくさんする、パートナーと良い関係を築く、肉や加工食品を避け野菜や果物を中心としたオーガニックな食事をとる、自然の多い場所で暮らすなどがあります。
2、シャドーワーク
私たちが経験する現実は、多くの転生を通じて蓄積されたエネルギーの影響を受けます。解決されなかったレッスンやトラウマは、エネルギーの刻印としてバイオフィールドに残り、それらが癒されるまで次の人生へと持ち越されます。ある人生でカルマの課題を解消できなかったとき、魂はその学びを次の生に持ち越し、再び癒す機会を得るのです。だからこそ、ひとつの人生では説明できないような繰り返される問題や感情パターンがあります。過去生のトラウマは、理由の分からない恐怖、慢性的な体の不調、初めて会う人への強い感情などとして現れ、これらは魂が持つ記憶の断片であることがあります。
シャドーワークとは、隠されていたトラウマや恐怖、まだ統合されていない自分自身の一部と向き合い、それを癒していくプロセスです。自分の中で否定し、抑圧し、傷付いた部分は分離し、分離は恐怖と痛みを生み出します。この分離をもう一度自分の一部として再統合していくのです。
これは波動を引き上げ、より高度な意識状態を実現するには絶対に欠かせない要素です。もし過去の痛みや罪悪感、恐れといった感情が見過ごされたままであれば、それらは人の意識の波動に錨のように働き、人を低いパターンに縛り付けてしまいます。シャドーを避け続けていれば、同じようなレッスンが繰り返され、いずれは必ず向き合わなくてはならないのです。
主流の心理療法にもシャドーワークは多くあり、言語によるカウンセリングや認知行動療法、暴露療法などは、過去のトラウマを見つめ、それらを変容しようとする試みです。しかし、これらにはエネルギー的視点がないため、治療に時間がかかったり、効果が限定的であったり、トラウマの再発といった危険性があります。さらに顕在意識レベルの介入であるため、潜在意識や過去生、家系といった多元的で認知が必ずしも容易でない深部の自己への介入がありません。
タッピングやエモーションコードなどのエネルギー療法は、手順が簡単で、自分でできるため高額なカウンセリング費用を支払う必要がなく、短期間で高い効果が期待でき、再発も限定的です。さらに潜在意識を含めた多元的で深部の自己への介入も視野に入ってきます。エネルギー療法は、表面的な思考や観念、感情を書き換えるのではなく、それらを支えるエネルギーに介入するため、根本的な変容が起こるのです。
シャドーワークは、過去の痛みや隠されていた感情に光を当て、それらを受け入れ、理解し、赦すことでエネルギー的な重荷を解放します。これにより、その人を閉じ込めていた痛みと恐れのループを解いていきます。

3、自己を受容する意図
現代医療では、病気の症状を薬剤や施術で取り除くことが主眼であり、患者の意識状態が顧みられることはありません。エネルギー医療や癒しの観点では、患者の意識状態、特に自分の自分に対する思い、自分対自分の関係性がとても重要になります。例えば、自分は幸せに値しない、自分には尊重されるような価値はないというような自己否定やセルフネグレクトするような意図があると、それは不快な症状や痛みを長引かせます。エネルギー的な視点で見ると、自己否定的な意図は、アストラル体やメンタル対といった上位のエネルギー階層に留まっており、それは肉体の鋳型であるエーテル体に影響を与え、病気や不快な症状として発現します。
自分で自己否定に気付いていて、それを意識的に止めようとしても思うようにはいかないものです。例えば、機能不全家族で育ち、親から否定されて育った場合や、親から罪悪感や制限的信念を無意識的に受け継いでいた場合などは、健全な自尊心が育たず、自分を大切にするということが、どういうことか分からないということもあります。それでもなお癒しを起こすには、まず問題を抱えたままの自分を無条件に受容するということが必要になります。
マインドフルネス瞑想では自分の身体感覚をただ観察するというセルフモニタリングのワークをします。ただ観察するという行為には、自分の在りようをジャッジせず、自分自身にただ寄り添うという意図が伴います。痛みを感じている自分を判断せず、ただそのままの自分のそばにいるという行為は、自分で自分に手当てをする、自己受容を促す行為といえるでしょう。
4、イメージング
イメージはバイオフィールドに介入し、エネルギーを動かし変容させるツールです。白や黄金の光のイメージを自分自身に定着させる、痛みに満ちたイメージを癒されたイメージへ書き換える、イメージでエネルギーの流れを引き起こすなどです。
例えば、無力な自分や無価値な自分といった低い自己イメージがある場合、それは恐れの投影を生み出すので、様々なことが恐ろしく困難なことのように思えます。また、自分は愛されない、もしくは自分が愛されるにはある条件をクリアしなければならないといった思いを生み出すこともあります。これば多くのストレスの原因となり、生きることが苦しくなります。
そのようなときは、自分を白い光や黄金の光のイメージで満たします。できれば瞑想や深い呼吸を使って潜在意識の深いところまで神聖な光のイメージを浸透させます。こうした光のイメージは、棄損した低い自己イメージを回復させる効果があります。意思の力で低い自己イメージを向上させることは容易ではありませんが、イメージでバイオフィールドに介入することで意識の変容を促すことができます。
体に痛みがあるときは、痛みのある部分を黒くイメージし、そこを白い癒しの光で包み込み、黒い痛みが癒され消えていくとイメージをします。忘れてしまいたいような辛い記憶がある場合は、その記憶の場面を白い癒しの光のイメージで包み込み、浄化すると意図してください。
一般に、浄化や防衛には紫の神聖な炎のイメージが効果的です。ネガティブな感情や思いを浄化したいときは、紫の神聖な炎が自分の身体の周りを取り巻き、ネガティブなものを焼き尽くすとイメージしてください。また、外界のエネルギーの影響を遮断したいときや、瞑想をするときなどエネルギー的に無防備な状態のときは、紫の神聖な炎のエネルギーが自分を取り巻き、自分をプロテクトしてくれると意図してください。
通常のEFT(感情解放テクニック)では、実際の人物の経穴をタッピングしますが、マトリックス・リインプリンティングのセッションでは、イメージ上の人物をタッピングします。イメージ上の人物としてよく出てくるのが、インナーチャイルドや過去生の自分などです。これらは傷付いた感情や制限的信念を象徴するエネルギーで、ヒーリング・セッションの最中にクライエントの意識上に現れます。マトリックス・リインプリンティングのセッションでは、このイメージ上の人物と対話したり、タッピングしたりして痛みの感情を癒したり、望むエネルギーに書き換えたりします。つまり、イメージというエネルギーに働きかけることでバイオフィールドに介入し癒しを起こします。
