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エモーションコード 禁煙のケース

 エモーションコードの創始者であるブラッドリー・ネルソン氏をはじめて知ったのは、E-Motionというドキュメンタリーの紹介動画に字幕を付けたときでした。ネルソン氏はこの動画の中で、感情がエネルギーであり、ネガティブな感情が身体に留まることで病気を引き起こすと説明していました。私は自分の経験からネルソン氏の説明にとても共感したのを憶えています。

「E-MOTION プレビュー エネルギー医療とは何か」

 身体を物質的側面だけでなくエネルギー的側面も含めて考えるエネルギー医療では、エネルギーの身体は感情、思考、観念といった人の意識の表れであると捉え、さらにハイアーセルフといった自我を超えた上位の自己も個人の一部として考慮します。また、エネルギー体は肉体のように老いたり死んだりすることはなく、多元的なものであるから、過去生やパラレルな並行生といった多元的自己も視野に入れます。

 

 現代医療の行き詰まりの原因のひとつは、人を物質的・肉体的な側面に限定したパラダイムの中でのみ考え、多元的でホリスティックな視点が欠落していることにあると考えます。

​「エモーションコード  禁煙のケース」

 エモーションコードのセッション動画の中でネルソン氏は、筋反射を使って禁煙を希望する女性の囚われた感情が「切望」であると特定します。肺がんで亡くなった夫への「切望」がストレスを生み、それが喫煙習慣の原因となっていたのです。

 

 禁煙に対するこのアプローチは、極めて特異なものと言えるでしょう。通常は、禁煙を希望する人は、タバコの代わりにガムや飴を口にする、タバコを吸いたくなったらハミガキする、ニコチンガムやニコチンパッチを使うといった対症療法的手法を使います。喫煙習慣の背景にある滞った感情に着目することは極めてまれです。

 

 喫煙や飲酒、過食などは、ときに否定的な感情を紛らわせるために行われることがあり、これらを意思の力や薬でコントロールしようとしても容易ではありません。欲求や衝動の原因となっている否定的感情が癒されない限り、体に有害な習慣は消えないでしょう。

 

 エネルギーに働きかける利点はここにあります。感情とはエネルギーであり、エネルギーに働きかけることで否定的感情が解放されるのです。現代医療にこの視点はなく、エネルギー医療の役割はここにあります。

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